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倒立(逆立ち)練習はじめました ~ 還暦からのボディ・メイク #8

筋トレ・ダイエット

逆立ちができるようになりたいと思って、練習を始めてみたのですが、コレが全然できません。
コレはモチベーションが保てないと思ったので、ここに成長(?)の記録を書くことで努力を続けようと思います。

練習初日

Youtubeで、「逆立ちと倒立は違う。綺麗な倒立がしたいなら、お腹側から壁に這って行く練習の方が良い」というのがあったので、ジムの壁に向かってやってみます。
ところが、全然、身体を逆さまにできません。
マットをひいて、転倒に備えます。
試しに前転をしてみたら、背中を強く打って恐くなりました。
その昔、ご高齢の森光子さんがお芝居で前転をして褒められていたのはこういうことだったのかと理解しました。
お腹を壁に向けて倒立するためには、まず腕で身体を支えて倒立の位置まで移動しなければなりませんが、その数歩がキツい。
肩と腕を鍛え直さなければいけないのだと痛感しました。

練習2日目

Youtubeには数多くの倒立を教えてくれる動画があり、そのどれもが参考になりました。
そして、お腹ではなく、背中側を壁に付けることを推奨している方も多くいらっしゃいました。
そこで方針変更です。
背中を壁に向けて逆立ちをする練習に切り替えました。

無理矢理、一度、逆立ちの姿勢にまで持って行ったのですが、頭はクラクラするし、数秒しか身体を支えられません。
2、3回でギブアップです。

練習3日目

Youtubeでの学習は続きます。
多くの動画で、当たり前のようにやられていることが自分にはできません。
まず腕を上に上げてみると、耳どころか顔の前までしか上がりません。
地面を蹴る足は伸ばせず、前屈も全くできません。
つまり、逆立ちをやる前段階でできていないわけです。
これは長い道のりになりそうです。

この日は、まず蛙ジャンプからスタートです。
手をついて、蛙跳びをしてみます。
もう辛い。
膝を曲げても手を床に付けられませんし、手を付けると今度は足を上げられません。
なんでこれができないんだと、自分でも驚きます。

逆立ちにたどり着く前に、もう疲れました。

練習4日目

今日も蛙ジャンプからスタートです。
腰も膝も肘も曲がっていないと床に届きません。
でも、勢いを付けて足を上げると、少し上まで上がるようになりました。
数秒ですが、壁に足を付けることに成功しました。
自分の姿を動画で撮って見てみると、なんだか重そうでカッコ悪いです。
でも、この方向で繰り返し練習すれば良いのでは、という感触を持てました。

試しにお腹を壁に付ける方を改めてトライしてみましたが、やはり身体を支えるのが辛くて諦めました。

練習5日目

自分の動画を見て、顎が上がっていることと、肘が曲がっていることに気づきました。
Youtubeで指摘されているポイントなのに、できていません。
この点と、指を曲げて床を押すということを意識して蛙跳び再開です。

顎を引いて頭を反らすのを止めると、身体が回転しやすくなりました。
肘が伸びると、腕や肩への負担が減りました。
指で床をつかむと、身体を支えている感覚が得られました。

これは大切なことでした。
Youtubeでは、みなさんがこのことを指導してくださっていたのに、できていませんでした。
いまでも不十分でしょうが、改善すれば良くなるということが分りました。

練習6日目

身体が硬くて、床に手を付いたり足を蹴り上げたりできていないので、柔軟体操をすることにしました。
肩と股関節を柔らかくする動画を見ながら、まず20分ほどストレッチをやります。
子供の頃から堅い身体が急に柔らかくなることはありませんが、これはケガ防止の意味でも続けようと思います。

逆立ちの方は、相変わらず蛙ジャンプです。
すごく疲れます。
何度か逆立ちの姿勢まで持って行けたところで終了です。
実際はほんの数回しか練習していないのですが、無理をしたくてもできません。
筋トレの筋肉痛は数日後に来ますが。逆立ちの練習はシンプルにその場で疲れてしまうのです。

練習7日目

筋トレはお休みしていますが、柔軟は続けています。
成果は感じられないものの、逆立ちの練習をする、ということには少し慣れてきました。

今日も蛙ジャンプです。
指を立てて、頭は反らさないようにして、肘は伸ばす。
それを徹底すると、壁に背中が届きやすくなりました。
でも、蹴り上げる力が足りないのか、身体が硬いせいなのか、なかなか逆立ちの姿勢まで持っていけません。
具体的な進歩はありませんでしたが、今の方向性で、しばらく繰り返してみます。

肘を伸ばせない理由ですが、どうも頭が床から遠くなるのが恐いようです。
指でバランスを取ることは理解していても、恐いので腕を使おうとしているようです。

肘が伸びている方が倒立した状態では楽なハズなので、そのことを頭で納得させて恐怖心を払拭しようと思います。

練習8日目

右肘と左肩に痛みが出てしまいました。
オーバーワークになるほど練習していませんが、パソコン仕事の疲れも重なったのがいけなかったようです。
筋トレに加えて、逆立ちの練習も止めて、休ませることにしました。
柔軟体操は、控えめに続けます。

練習9日目

2週間ほど運動を控えていたのですが、久しぶりにジムに行って練習を再開してみました。
イメージトレーニングと柔軟体操は重ねていたものの、逆立ちはしていませんでしたので、どうなるかと思っていたら、驚くことに1回目から壁倒立ができました。

指を立てて、肘を伸ばして、首を反らさないようにして、片足ずつ振り上げて、お尻と腿に力を入れる。
全部、Youtuberさんのアドバイスにあったことですが、これらを意識することで、なんだか良い感じです。

ほんの僅かではありますが、腕が上がるようになり、前屈や開脚の堅さがマシになったことも大きいと感じます。
最初に逆立ちができなかったのは、床に手を付いて足を振り上げるという、逆立ちに入る前段階ができていなかったからだったのですね。

身体が動くに任せるのでは無く、頭で理解してコントロールする方が私には合っているようです。

Youtubeでは、実際の様子を動画で見せてもらえるだけでなく、運動のポイントを言語化して説明してくれるのが助かります。
撮影・編集の巧さは動画の見やすさに直結するポイントですが、実は運動を上手に言語化するというのは難しく、役に立ったかどうかは、この言語化の方が重要でした。

長い時間は姿勢を維持できませんし、壁なしでは静止できませんが、これなら楽しく練習ができそうです。

そんなことで調子に乗って何度も挑戦していたら、また同じ場所が痛くなってしまいました。
とくに右腕は肘だけで無く、肘から手首までの筋肉が痛みます。
せっかくつかめた感じがしたのですが、またお休みしないといけなそうです。

初めて「逆立ちをしてみよう」と思い立って、約一ヶ月が経ちました。
現時点では、壁倒立が短時間ならできるようになった、というところです。
柔軟性を増すことと、もう少し姿勢を安定していられるようになることが次の目標です。

腕の痛みがひいたら、また続きを書こうと思います。

投稿:2024.2.20

写真 著作者:fxquadro/出典:Freepik

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