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ガチャリックスピン 架空セットリスト

音楽

勝手に作ってスイマセン

勤労感謝の日の朝、東京下町の私鉄乗り換えによく使われる道で、アンジェリーナ1/3さんに似た方と遭遇しました。
「この間の日比谷野音、行きました」「応援してます」と伝えたい思いが湧き上がったものの、結局、言葉を発することができないまますれ違い、キャリーバッグを引く後ろ姿を見送ってしまいました。
ご本人であったかどうかは確かめようもありませんが、野音の感想を誰かに伝えたい気持ちは、まだくすぶっています。

というわけで、勝手に自分ならこういうセットリストで聴きたいというのを作ってみました。

点描画のような個性の集合体

ガチャリック・スピンの魅力のひとつに、それぞれが高度な演奏を展開していながら、全体が破綻していないということがあると思います。
曲の展開は、Aメロ、Bメロ、サビという常識に縛られず、曲中に拍子が変わる(可変拍子)ものまであります。
ガチャガチャして急旋回している、というのはまさにい言い得ているネーミングです。

音楽のタイプは違いますが、「こわれもの」の頃のイエスが思い浮かびます。
この頃のイエスの演奏はミュージシャンそれぞれの自己主張が強く、その音は原色の鮮やかさを失わないまま配置され、混ざり合って灰色に濁らない点描画のようでした。
細部を見ると自己主張してバラバラのように見えるパーツが、少し離れて見るとひとつの物語を描き出すように構成されていて、実にスリリングでした。
ガチャリック・スピンは、イエスよりもポップで明るく楽しい音楽を届けてくれるバンドですが、その演奏の魅力には、似た緊張感を感じるのです。

にわかファンの聴きたいガチャピン

最近(2023年の秋)、ガチャリック・スピンを知った”にわかファン”ですので、直近のアルバムが気に入っています。でも、以前の曲にも良いものは多く見つけられました。
ただ、やはり昔の曲は音色に古さを感じるものが多く、ディスコ調のありがちなサウンドは安っぽさがあります。でも曲は良くて、歌詞にも良いところがあるので、キーボードとドラムの音色を今風に変えることができたらきっと蘇ると思うのです。
アンジーさんを加えた新しいアレンジで再編集してもらえたらなぁ、なんて思ってしまいます。

バンド史を編纂するのでも、ベスト盤を編集するのでもなく、こういう感じでライブが聴けたらいいな、という勝手な選曲です。

オープニング・前半

オープニングは、バンド初期の曲でステージを急激に加熱。
できたらダンス・ミュージック寄りでは無くて、バリバリなハードロックな音にして欲しいです。
アンジーの成人式ライブで演奏された「JUCY BEATS」は、CDよりもロックなアレンジになっていました。あれをさらに推し進めた感じがイメージです。
少々長いですが「何者にもなれなかった僕たちへ」まで、MC無しで突っ走ってもいいくらい。

中盤・ソロ

中盤は、テクニカルな曲が続くので緊張感が高くなります。
「TAMASHII」を中盤にしたのは、Yuriさんとはなさんのツインドラムを見たかったからです。
以前のライブ動画をYoutubeで見ましたが、最高でした。
この曲以外にも、ダブル・ドラムは見たいですし、ドラム・ソロ・バトルなんかも見てみたい。
動画では、ドラムの二人はもちろん、叫ぶKOGAさんが鳥肌ものでカッコ良いですし、オレオさんのヴォーカルとソロ、TOMO-ZOさんのソロも最高に熱いです。
これ、見たいなぁ。

「Hunting Summer」は選曲しなかったのですが、過去ライブでメンバー・ソロが入るところが素晴らしかったので、こういうパートもどこかで見られたら嬉しいです。
キーボードを傾けるのは、ヘビメタ好きのオッサン向けサービスでしょうか。演出に合わせてヤンス・ヨハンソン(ストラトヴァリウス)のフレーズとか弾いて欲しいです。
アンジーさんがギターを弾いてると思わせて、実はTOMO-ZOさんが後ろから弾いていたりというトリックは、ライブならではの面白さなので是非見てみたいですね。

何の曲だったか、アンジーさんがTOMO-ZOさんのギター・エフェクターを踏んでいるシーンも見たことがありました。そんなのも、映像で寄って見せて欲しい。

演奏が素晴らしいガチャピンの音楽的ルーツが知りたいので、できたら、メンバーが好きな曲のカバーとか、ワン・フレーズとかが聴けたら、と思ったりもしています。
過去にカバーEPを出されていますが、あれでは無くて、ラッシュとか、ドリーム・シアターとかレッド・ホット・チリ・ペッパーズとか、リンキン・パークとか、メジャーな人気があるあたりのを。
実際にメンバーの方々がこういうバンドを好きかどうかは分かりませんが・・・。

後半・アンコール

後半は私が特に好きなバンドを代表する曲で構成。最近のアルバムからの選曲になっています。
連続で聴くのはもったいないのでバラそうかとも思ったのですが、この曲順で聴けたら後半の疲れを感じることは無いでしょう。
もちろん演奏する方の大変さとか考慮していません・・・。

最後の2曲はアンコールで、等身大の彼女たちとバンドの立ち位置を確認して終幕です。
何らかの事情でアンコールが無かったとしても大丈夫なところから選曲していますが、これで終われたら清々しいかなということで。

筋トレのBGM

このSpotifyのプレイリストは、近所のジムに出かけて筋トレをやって帰るまでのBGMとして使っています。約1時間半です。
過日、アンジーさん(に似た方)とすれ違ったときも、ジムに向かう途中でした。
アディダスのスポーツ・ウェアの上下で、髪はボサボサでした。
今度からは、もう少しマシな格好で出かけた方がいいなと思っています。。。

投稿:2023.11.26

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